ディック・ブルーナ展

サントリーミュージアム天保山で開催されているディック・ブルーナ展に行ってきた。
ミッフィー!キャー!っていうのはもちろんだけど、グラフィックデザイナーとしてのブルーナさんの仕事に興味ありあり。ものすごい数のペーパーバック。企業ポスターやら販促物やら。
今日学んだ事は

  • 独特の手法
    • まず鉛筆で下絵を書き、それを筆でおこす。(独特の線のふるえ具合は筆だからなせる技だったのだ!)
    • それをフィルムにおこす。
    • そして、ここポイント!色を塗るのでなく、フィルムにそって色画用紙を切り、貼っていく!

色をベタで塗ってる訳ではないんですね。なるほど。そしてカラーチャートもあったけど、使う色はほんの数色。あのわずかな色数でこれぞブルーナ!という色を出せるのがすごい。

  • 家がお金持ち
    • お父さんが出版会社を経営していて、色々挫折したブルーナはお父さんの会社でデザイナーとして働く。成功する人はやっぱり生まれが違うよなあとちょっと敗北感(?)
  • ピカソに影響受けまくり
    • 若い頃の作品を見ると、もろピカソ!しかもピカソ本人から褒められたりもしてたんだって。うむ。
    • でもブルーナの作品は芸術的というよりものすごくピクトグラム化された図形という感じ。そこが独特で「らしさ」を出してるよなあ。

ふむふむふむ。でもそんな事は結局どうでもよくて、とにかくかわいいよなあ。私はぶたのおばさん「うたこさん」がお気に入りだぞ!